全米株式の値動きを、年別・月別・下落幅に分けて検証
楽天・全米株式インデックス・ファンド投資信託多くの投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資する金融商品です。運用成果は投資家に帰属します。(楽天・VTI)の実際の分配金再投資基準価額基準価額投資信託の純資産総額を口数で割って求める、取引時の基準となる価格です。分配金の支払いや組入資産の値動きによって変動します。だけを使用。指数の過去値やバックテストを接続していません。
- 長期傾向:2017-09-29〜2026-08-31の設定来CAGRは↑ +18.6%。毎年同じ割合で増えた意味ではありません。
- 強い月 / 弱い月:平均は4月が↑ +3.4%、3月が↓ -0.8%。標本は各月最大9回です。
- 上昇確率:4月は77.8%でしたが、将来の勝率ではありません。
- 最大下落:日次最大ドローダウンは↓ -35.6%、2020-09-03に直前高値を回復。
- オルカンオルカン三菱UFJアセットマネジメントの投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の通称です。全世界株式という資産分類そのものではありません。との差:オルカンは米国以外も含みます。全米株式は米国の大型株から小型株まで広げますが、国の分散は増えません。
分析対象は指数そのものではなく、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)の分配金再投資基準価額(円、信託報酬控除後)です。Morningstar US Total Market Index(円換算ベース、旧称CRSP US Total Market Index)への連動を目指す実商品ですが、費用・追随誤差・為替換算時刻などで指数とは一致しません。
全米株式は固定社数ではなく市場カバーで広がる
楽天・VTIの連動対象は2026年の名称変更後、Morningstar US Total Market Indexです。Morningstarはこの指数を、投資可能な米国株式市場の100%を表すことを目指す親指数として説明しています。構成銘柄構成銘柄株価指数や投資信託を構成する個別の株式や債券などのことです。指数とファンドでは、構成対象や実際の保有状況が異なる場合があります。数を一定に保つ方式ではなく、市場価値のカバー目標で大型・中型・小型・マイクロ株まで範囲が伸縮します。
配分は浮動株調整時価総額加重時価総額加重構成銘柄の時価総額が大きいほど、指数全体に占める比率を高くする加重方式です。浮動株比率を調整して計算する指数も多くあります。です。銘柄範囲が広くても、一社ずつ同じ比率を持つわけではなく、大型株が結果の中心になりやすい設計です。「数千銘柄だから小型株の値動きが支配的」「S&P 500S&P500S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する、米国の主要500社で構成される株価指数です。原則として浮動株調整後の時価総額で加重されます。より必ず分散効果が大きい」とは、社数だけから判断できません。規模別寄与を知るには、large・mid・small・microの各指数を同期間で分解する必要があります。
ベンチマーク改称とファンド系列を混同しない
CRSP市場指数群からMorningstar Market Indexesへの変更は、公式発表でリブランドとして案内されています。本記事は名称の前後で別の指数値を継ぎ足すのではなく、同じ楽天・全米株式インデックス・ファンドの設定来CSVを一貫して計算します。したがって、記事の時系列連続性はファンド系列で担保し、指数名の変更を過去リターンリターン投資元本に対して、価格の変化や配当・分配金などからどの程度の損益が生じたかを示す値です。配当を含むか、税・費用を反映するかで値は変わります。の変化として扱いません。
- 広さ:大型からマイクロまで、投資可能な米国市場全体を目標にする。
- 重み:浮動株調整時価総額時価総額上場株式をある時点の株価で評価した総額で、一般に株価に株式数を掛けて求めます。個別企業の株主持分の市場価値や、市場全体の規模を表すために使われます。であり、銘柄数と寄与率は一致しない。
- 系列:円建て楽天・VTIの分配金再投資基準価額を用い、指数データを接続しない。
S&P 500との差を、小型株効果だけで説明しない
全米株式とS&P 500の差には、中小型株の有無だけでなく、採用基準、リバランス、ファンド費用、指数追随差も含まれます。両者のリターンが近い期間でも、投資対象は同一ではありません。共通期間表は観測した差を示しますが、その差を小型株だけへ帰属させません。米国一国への集中と大型株の重複は、全米へ広げても残る点も確認します。
一次資料:Morningstar Market IndexesとUS Total Market指数概要、運用会社の楽天・VTI商品情報を役割別に確認しています。
全米株式実ファンドの観測条件
| series_name | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) 分配金再投資基準価額 |
|---|---|
| provider | 楽天投信投資顧問 |
| index / fund | 実ファンド(指数そのものではない) |
| price / total return | 分配金再投資基準価額 |
| gross / net | 信託報酬信託報酬投資信託の運用・管理に必要な費用として、信託財産から日々差し引かれる費用です。通常は純資産総額に対する年率で表示されます。控除後・投資家税引前のファンド実績 |
| currency | JPY。海外資産の円換算は運用会社系列に内包 |
| hedged / unhedged | 為替ヘッジなし |
| live / backtest | liveの実ファンド履歴のみ。設定前backtestを接続しない |
| start / end | 2017-09-29〜2026-08-31 |
| retrieved_at | 2026-09-01T13:18:09+09:00 |
| data_as_of | 2026-08-31 |
| source | 運用会社公式・設定来基準価額CSV |
計算はすべて公式日次CSVから再実行します。共通の式・欠損処理・比較条件はAsset Log データ分析方法に固定しています。生データを記事へ転載せず、月末値・統計・試算だけを表示します。
月次 = 当月最終取得可能値 ÷ 前月最終取得可能値 − 1
暦年 = 当年最終取得可能値 ÷ 前年最終取得可能値 − 1
DD(t) = value(t) ÷ running_peak(t) − 1
未完了の2026年は年初来として扱い、未来月を0%で埋めません。
大型から小型まで含む年次・月次経路
| 年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間/YTD |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | — | — | — | — | — | — | — | — | — | ↑ +1.8% | ↑ +1.4% | ↑ +3.1% | — |
| 2018 | ↑ +0.8% | ↓ -4.0% | ↓ -4.1% | ↑ +4.1% | ↑ +2.1% | ↑ +1.6% | ↑ +3.2% | ↑ +4.0% | ↑ +2.4% | ↓ -8.6% | ↑ +2.5% | ↓ -11.3% | ↓ -8.4% |
| 2019 | ↑ +6.4% | ↑ +6.5% | ↑ +0.6% | ↑ +4.7% | ↓ -6.6% | ↑ +3.3% | ↑ +4.0% | ↓ -5.1% | ↑ +2.6% | ↑ +3.8% | ↑ +4.5% | ↑ +2.6% | ↑ +29.8% |
| 2020 | ↑ +1.0% | ↓ -8.7% | ↓ -13.8% | ↑ +10.9% | ↑ +4.3% | ↑ +1.3% | ↑ +3.6% | ↑ +8.7% | ↓ -4.1% | ↓ -1.3% | ↑ +10.7% | ↑ +2.7% | ↑ +12.8% |
| 2021 | ↑ +3.1% | ↑ +3.4% | ↑ +6.9% | ↑ +4.7% | ↑ +0.5% | ↑ +3.2% | ↑ +1.3% | ↑ +2.8% | ↓ -1.9% | ↑ +7.0% | ↑ +0.8% | ↑ +3.3% | ↑ +40.9% |
| 2022 | ↓ -8.1% | ↓ -0.2% | ↑ +10.8% | ↓ -4.6% | ↓ -1.3% | ↓ -2.2% | ↑ +5.3% | ↑ +1.2% | ↓ -4.7% | ↑ +9.8% | ↓ -5.0% | ↓ -7.0% | ↓ -7.8% |
| 2023 | ↑ +3.2% | ↑ +3.9% | ↓ -1.3% | ↑ +2.2% | ↑ +6.2% | ↑ +8.8% | ↑ +1.5% | ↑ +2.1% | ↓ -2.5% | ↓ -3.6% | ↑ +7.9% | ↑ +2.3% | ↑ +34.4% |
| 2024 | ↑ +6.6% | ↑ +5.2% | ↑ +4.1% | ↑ +0.8% | ↑ +2.1% | ↑ +7.1% | ↓ -5.4% | ↓ -2.5% | ↑ +1.1% | ↑ +9.3% | ↑ +2.1% | ↑ +3.8% | ↑ +39.1% |
| 2025 | ↓ -0.3% | ↓ -6.9% | ↓ -5.0% | ↓ -4.9% | ↑ +7.4% | ↑ +5.2% | ↑ +6.5% | ↑ +0.8% | ↑ +3.8% | ↑ +5.7% | ↑ +1.7% | ↑ +1.4% | ↑ +15.0% |
| 2026* | ↓ -0.7% | ↑ +0.9% | ↓ -5.8% | ↑ +12.7% | ↑ +5.5% | ↑ +0.9% | ↓ -1.3% | ↑ +3.1% | — | — | — | — | ↑ +15.1% |
最初の月は前月末値がないため空欄です。2026年8月は公式系列の月末最終取得可能日(2026-08-31)で確定した月次値です。 2026年の年間値は引き続き年初来(YTD)です。
完了年の年次リターンは2018年の↓ -8.4%から2021年の↑ +40.9%まで広がりました。同じ指数でも、投資開始年によって短期の体験は大きく変わります。
月別平均から小型株効果を推測しない
| 月 | 平均 | 中央値 | 上昇確率 | 最大上昇 | 最大下落 | 標本数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | ↑ +1.3% | ↑ +1.0% | 66.7% | ↑ +6.6% | ↓ -8.1% | 9 |
| 2月 | ↑ +0.0% | ↑ +0.9% | 55.6% | ↑ +6.5% | ↓ -8.7% | 9 |
| 3月 | ↓ -0.8% | ↓ -1.3% | 44.4% | ↑ +10.8% | ↓ -13.8% | 9 |
| 4月 | ↑ +3.4% | ↑ +4.1% | 77.8% | ↑ +12.7% | ↓ -4.9% | 9 |
| 5月 | ↑ +2.2% | ↑ +2.1% | 77.8% | ↑ +7.4% | ↓ -6.6% | 9 |
| 6月 | ↑ +3.2% | ↑ +3.2% | 88.9% | ↑ +8.8% | ↓ -2.2% | 9 |
| 7月 | ↑ +2.1% | ↑ +3.2% | 77.8% | ↑ +6.5% | ↓ -5.4% | 9 |
| 8月 | ↑ +1.7% | ↑ +2.1% | 77.8% | ↑ +8.7% | ↓ -5.1% | 9 |
| 9月 | ↓ -0.4% | ↓ -0.4% | 50.0% | ↑ +3.8% | ↓ -4.7% | 8 |
| 10月 | ↑ +2.7% | ↑ +3.8% | 66.7% | ↑ +9.8% | ↓ -8.6% | 9 |
| 11月 | ↑ +3.0% | ↑ +2.1% | 88.9% | ↑ +10.7% | ↓ -5.0% | 9 |
| 12月 | ↑ +0.1% | ↑ +2.6% | 77.8% | ↑ +3.8% | ↓ -11.3% | 9 |
平均が最も高かった4月は↑ +3.4%、最も低かった3月は↓ -0.8%でした。平均と中央値が離れる月は少数の大幅変動に左右されている可能性があります。標本が短いため「この月に買えばよい」というルールにはできません。
市場全体型ファンドの年別月次分布
| 年 | 平均月次 | 上昇月 | 下落月 | 0%月 | 有効月 | 年間/YTD |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | ↑ +2.1% | 3 | 0 | 0 | 3 | — |
| 2018 | ↓ -0.6% | 8 | 4 | 0 | 12 | ↓ -8.4% |
| 2019 | ↑ +2.3% | 10 | 2 | 0 | 12 | ↑ +29.8% |
| 2020 | ↑ +1.3% | 8 | 4 | 0 | 12 | ↑ +12.8% |
| 2021 | ↑ +2.9% | 11 | 1 | 0 | 12 | ↑ +40.9% |
| 2022 | ↓ -0.5% | 4 | 8 | 0 | 12 | ↓ -7.8% |
| 2023 | ↑ +2.6% | 9 | 3 | 0 | 12 | ↑ +34.4% |
| 2024 | ↑ +2.9% | 10 | 2 | 0 | 12 | ↑ +39.1% |
| 2025 | ↑ +1.3% | 8 | 4 | 0 | 12 | ↑ +15.0% |
| 2026* | ↑ +1.9% | 5 | 3 | 0 | 8 | ↑ +15.1% |
この表は「各年の有効月を算術平均」したものです。上の表にある「全期間の1月平均、2月平均…」とは集計軸が違います。また、月次平均を12倍しても複利の暦年リターンにはなりません。
年初から見た米国市場全体の振れ幅
| 年 | P0 | 最大上昇 | 最大下落 | 年末/最新 |
|---|---|---|---|---|
| 2017 | 10,000円 2017-09-29 |
↑ +6.6% 2017-12-22 |
↓ -0.2% 2017-10-02 |
↑ +6.3% 2017-12-29 |
| 2018 | 10,707円 2018-01-04 |
↑ +10.4% 2018-10-04 |
↓ -14.7% 2018-12-25 |
↓ -9.0% 2018-12-28 |
| 2019 | 9,316円 2019-01-04 |
↑ +36.0% 2019-12-27 |
± +0.0% 2019-01-04 |
↑ +35.8% 2019-12-30 |
| 2020 | 12,470円 2020-01-06 |
↑ +15.2% 2020-12-29 |
↓ -30.1% 2020-03-24 |
↑ +14.4% 2020-12-30 |
| 2021 | 14,308円 2021-01-04 |
↑ +40.6% 2021-12-28 |
↓ -1.4% 2021-01-05 |
↑ +40.4% 2021-12-30 |
| 2022 | 20,197円 2022-01-04 |
↑ +5.4% 2022-09-13 |
↓ -13.2% 2022-03-09 |
↓ -8.2% 2022-12-30 |
| 2023 | 18,178円 2023-01-04 |
↑ +38.6% 2023-12-20 |
± +0.0% 2023-01-04 |
↑ +37.0% 2023-12-29 |
| 2024 | 24,685円 2024-01-04 |
↑ +41.9% 2024-12-27 |
± +0.0% 2024-01-04 |
↑ +40.4% 2024-12-30 |
| 2025 | 34,432円 2025-01-06 |
↑ +16.2% 2025-12-26 |
↓ -23.1% 2025-04-09 |
↑ +15.7% 2025-12-30 |
| 2026* | 39,778円 2026-01-05 |
↑ +16.3% 2026-08-14 |
↓ -5.6% 2026-03-31 |
↑ +15.3% 2026-08-31 |
前者は各年の最初の値だけが基準。後者は分析期間中の任意の高値から、その後の安値までを探します。
大型・中小型株を含む最大下落
設定来最大ドローダウンは、2020-02-21の13,531円から2020-03-24の8,717円までの↓ -35.6%です。2020-09-03に直前高値を回復しました。
月末比較で下落率が大きかった3か月:
- 2020-03:↓ -13.8%
- 2018-12:↓ -11.3%
- 2020-02:↓ -8.7%
設定来最大下落局面(2020年)
2020-02-21から2020-03-24まで↓ -35.6%下落し、2020-09-03に直前高値を回復しました。月末リターンだけでは月中安値を捉えられないため、日次系列の最大ドローダウンを併記しています。最大下落は2020年2月から3月に生じました。大型株だけでなく中小型株も含む米国市場全体と、ドル円を通じた円換算結果です。
大型・中小型株をまとめた2022年
円建て実ファンドの暦年リターンは↓ -7.8%でした。米ドル建て指数とは通貨条件が異なるため、同じ数字として扱いません。大型・中小型株を合わせた市場全体の結果で、S&P500と同じではありません。金利、企業規模別の差、為替を分離した寄与分析ではない点に注意してください。
広い銘柄範囲でも残る年次差
完了年で最も高かったのは2021年の↑ +40.9%、最も低かったのは2018年の↓ -8.4%です。1年の結果を長期期待値へ置き換えないでください。
市場カバーの広さと値動きを分ける
CAGRは開始値から終了値までの増え方を、毎年一定だった形に直した数値です。実際に毎年↑ +18.6%増えたわけではありません。ボラティリティボラティリティ価格やリターンの変動の大きさを表す概念です。資産運用の分析では、一定期間のリターンの標準偏差を年率換算した値で表すことが多くあります。は「月次リターン月次リターンある月の始めから終わりまでに、投資対象の価値がどの程度増減したかを示す収益率です。配当再投資、通貨、費用などの計算条件をそろえて比較する必要があります。の標本標準偏差標準偏差データが平均値の周りにどの程度ばらついているかを表す統計指標です。資産運用ではリターンのぶれの大きさを示すために使われ、値が大きいほどぶれが大きいことを意味します。×√12」で、値動きの大きさの目安です。
楽天・VTI設定来の金額経路
2017-09-29に一括投資し、2026-08-31まで同じ分配金再投資基準価額で保有できたと仮定すると、100万円は4,584,800円(元金1,000,000円、損益3,584,800円、↑ +358.5%)、360万円は16,505,280円(元金3,600,000円、損益12,905,280円、↑ +358.5%)です。
設定日にまとめて買えたという過去の単純比較です。税、端数、購入・換金費用を考慮しません。元金・評価額・損益を分けて表示しています。
全米市場の開始時点を12回購入と比較
元金120万円を2017-09-29に一括投資した場合の最終評価額は5,501,760円。同じ120万円を100,000円ずつ12回、2017-09-29〜2018-08-31の各月末に投資した場合は5,251,955円でした。これは過去の価格経路を使った比較で、今後どちらが有利かを示しません。全米へ広く投資しても、開始直後の市場全体の方向で一括との差は変わります。S&P500との銘柄重複や米国1カ国集中は積立で解消しません。
S&P 500・全世界との範囲比較
オルカンは米国以外も含みます。全米株式は米国の大型株から小型株まで広げますが、国の分散は増えません。
オルカンの2000年以降参考系列とは、期間・ファンド/指数・系列が異なるため数値を直接横並びにしません。次の表だけは、実ファンド、円、分配金再投資基準価額、共通期間に条件を揃えています。
| 代表ファンド | CAGR | 年率換算ボラティリティ | 最大DD |
|---|---|---|---|
| オルカン | ↑ +21.4% | ↑ +13.9% | ↓ -20.5% |
| 全米株式 | ↑ +22.4% | ↑ +16.0% | ↓ -24.8% |
| S&P500 | ↑ +23.9% | ↑ +16.0% | ↓ -24.1% |
共通期間が短く、開始日によってCAGRと最大下落は変わります。優劣のランキングではなく、集中度と値動きの違いを確認するための比較です。
市場カバーと規模区分の用語
- トータルマーケット
- 大型株からマイクロ株まで、投資可能な一国市場全体のカバーを目標にする考え方。
- 市場カバー率
- 固定社数ではなく、対象市場の浮動株調整時価総額をどこまで含むかを示す割合。
- バッファー
- 境界付近の銘柄を頻繁に入れ替えないため、採用・除外基準に幅を持たせる仕組み。
- パケッティング
- 規模区分を移る銘柄の比率を段階的に移し、売買負担を抑える仕組み。
- 浮動株調整時価総額加重
- 市場で取引可能な株数を考慮し、企業規模が大きいほど比率を高める方式。
- 指数改称
- 指数名やブランドを変更すること。2026年のCRSPからMorningstarへの変更は方法論変更ではない。
指数改称・小型株・為替のQ&A
この分析は2011年からの指数実績ですか?
いいえ。楽天・全米株式インデックス・ファンド設定後の円建て実ファンド履歴だけです。指数開始日とは異なります。
名称変更前後のデータを接続してよいですか?
公式に名称のみの変更と確認できるため指数の連続性はありますが、本記事は一貫して同じ実ファンドCSVを使い、別指数データを継ぎ足していません。
S&P500と成績が近ければ小型株は無意味ですか?
そうとは言えません。時価総額加重では大型株寄与が大きいため近づきやすい一方、中小型株の寄与は局面で変わります。
最大ドローダウンはドル建てVTIと同じですか?
一致しません。円建て、為替ヘッジなし、投信とETFの費用差を含む楽天・VTIの基準価額です。
月別平均で小型株効果が分かりますか?
分かりません。小型株寄与を分解した分析ではなく、ファンド全体の短い月次系列です。
一括と積立の試算に為替は入っていますか?
円建て基準価額にその期間の為替影響は内包されますが、将来の為替を仮定した予測ではありません。
Morningstar・運用会社の一次出典と再現記録
最終確認日:2026年9月1日。取得元CSVのSHA-256、取得日時、行数、計算済み月次・年次・統計はローカルのmetadata/JSONへ保存し、別ロジックの検証で照合します。
- Morningstar Indexes:指数概要
- Morningstar Indexes:算出方法
- 楽天投信投資顧問:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)商品ページ
- 楽天投信投資顧問:最新目論見書
- 楽天投信投資顧問:2026年7月月次レポート
- 楽天投信投資顧問:設定来基準価額CSV
- Morningstar:CRSP指数の名称変更(方法論変更なし)
- CRSP:指数リファレンス(開始日2011年4月1日)
更新履歴:2026年9月1日—2026年8月末の公式基準価額を反映し、月次・年初来・統計・試算を再計算。
2026年8月27日—データ定義、回復日、暴落史、共通期間比較、一括/積立試算、用語、FAQを追加。